幻の薬草「ムラサキ」で染める、世界にひとつのシルク

先日、農園オレンジとムラサキさんに紫根染めに行ってきました✨
https://farm-orange-murasaki.jimdofree.com/
紫根(しこん)は、その昔高貴な身分の人が纏う衣装を染める材料として大切にされてきた植物「ムラサキ」の根っこです。
根っこの皮に色素が含まれているそうで、アルコールで溶かし出して染めていきます。
椿の灰で媒染という色留めをします。
水できれいに洗い、色を濃くしたいときはこの作業を繰り返すそうです。
シルクを少しずつ染めたのですが、どれも同じ色にならないの!
赤みや青み、色の濃さが1枚1枚が少しずつ違う色になる不思議✨
これぞ自然の色合いなんだなぁととっても感動しました🥹
ムラサキは、実は国内での自生数が激減し、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている、幻の薬草なんです🌿
切り傷や火傷によいとされていたり、抗炎症作用があるとも言われているそうです。
今回ムラサキで染めたシルクで、シルクライナーを作っています🪡
楽しみにお待ちください💜