念願のサリーフォックスさんに会ってきました

この夏、念願かなって
アメリカ・カリフォルニア州のサリーフォックスさんに会うことができました✨
華布の布ナプキンやふんてぃに使われているオーガニックコットン。
その原点は、アメリカ・カリフォルニアの育種家 サリー・フォックスさんが生み出した「茶綿(カラードコットン)」にあります。
畑で出迎えてくださったサリーさんは、自然体でチャーミングな笑顔。
長年オーガニックコットンと向き合ってきたその姿に、胸が熱くなりました。
彼女が生み出したのは、
農薬や化学染料に頼らなくても、
最初から美しい “色” を持つオーガニックコットン。
🟤 茶色
🟢 緑色
自然の色そのままで、
洗うほどに深みが増す不思議な綿です。
サリーさんは1980年代から一人で改良を重ね、
「農薬も化学染料もいらない綿」を実現した先駆者です。
当時、綿花産業からの強い反発を受けながらも、
あきらめずに育種と栽培を続けました。
その結果、世界中のブランドやデザイナーに愛される
「フォックスファイバー」が誕生。
いまでは サステナブルファッションの源流 とも言われています。
畑を見学させてもらい、品種や育て方、サリーさんのこれまでの歩みについてのお話を伺った後、ちょうど花が咲いているタイミングだったのもあり
綿花の交配を実際にさせてもらいました!
綿の花はハイビスカスに似た美しい花。
わたしの名前がついたタグを付けてくれて、
交配した綿花は「10〜20年後に新しい品種になるかもしれないわ」と説明してくれました。
大地と人の手で紡がれる未来の綿。
そんな一瞬に立ち会えたことに、心から感動しました✨
有色綿を守り、未来へつなぐために、研究と生活を重ね合わせて歩んできたサリーさん。
その情熱とユーモアあふれるお話は、どれも忘れがたいものでした。
今回直接お会いできて、私たちの商品に込められた背景を改めて実感しました。
華布のアイテムを手にしてくださるみなさまにも、
サリーさんの想いと自然の力強さを一緒に感じていただけたら嬉しいです🌿